こんにちは。 えま(@simplehome.8)です。今回は母の整理整頓術についてお伝えします。
母から学んだこと
私の暮らしや家計管理の原点は、母からの教えがあります。
~好きなものにはとことんこだわる~
母はアンティークが大好きで、よくアンティークショップに行っていました。特に買うわけではないのですが、アンティークショップや家具屋さんいこうか?と言われると喜んでついていきました。
シャビーシックという種類の家具がある、ということを小学生で知り、愛読書はインテリア書籍でした。
コツコツとお金を貯めて、お気に入りの家具が増えていくのを見ているのもとても楽しかったです。
~色はまぜない~
母は私が言うのもなんだが、センスがとても良かったと思います。
母と買い物いくと、センスのいい服を買ってもらえるので、友達には自慢のお母さんでした。
自分の服や暮らしにもこだわりを持っていて、ベースは「ブラウン」。タオルはアンティークのガラスケースに入っていて、そこに同じ種類のタオルが陳列されていました。
見ているだけでとても気持ちがよく、タオルでさえディスプレイされていて、生活感を感じさせませんでした。
~皆が集まる場所に趣味を持ち込まない~
趣味のものは自分の部屋だけ。皆が集まるダイニングルームは決して趣味を持ち込まず、いつ来客が来てもいいようにSimpleに片付いていました。
なぜ毎日あんなに片付いていたのか本当に謎。私たちが学校に行っている間にせっせと掃除をしてくれていたのでしょうか。
~食器はいい器を使う~
決して裕福ではないのですが、我が家はカフェのように1人1おぼんでご飯を食べるstyle。おぼんには、和の食器がいくつも並び、とてもご飯が楽しみでした。
和の食器から洋の食器、どれもお気に入りのものをコツコツ集めていて、コレクションをのぞくのがとても楽しかったです。
~リサイクルショップを活用する~
断捨離が好きな母ですが、単に捨てているわけではありません。リサイクルショップを活用し、お金になるものはお金にしていました。
使わないものを置いていても、いつまでも使わないよ。
という言葉はずっと残っていて、今でこそ「断捨離」が流行っていますが、かなり先を言っていたのでは、と思っています。
~掃除はこまめに~
母は年末大掃除をしている姿をほぼ見たことがありません。なぜなら、毎日こまめに掃除をしているからです。
お風呂も4人姉妹+父が入った後に必ず入っていました。最後に入ってお風呂を洗っている、ということを聞いて、ゆっくりお風呂につかる時間もなかったのでは、と。
いつもお風呂場はピカピカでした。
また、キッチンについては、排水溝のごみをそのままにせず、ハイターをかけてリセットしていました。
この習慣は何十年経った今でも変わっていません。
完璧すぎて、少し手を抜いたら?と思う時もあるけど、それが母styleなのだと。
私の暮らしの原点
これらの母の暮らしぶりが、今の私の原点です。
私自身は、大学時代上京してきて、東京という街に浮かれて散財。気が付けば貯金は0円になっていました。
社会人になり、お金を貯める大切さを知り、少しずつお気に入りのものに囲まれた暮らしを意識するようになりました。
お気に入り=高いもの、というわけではありません。ユニクロや、ZARAなども私のお気に入りです。
家具はトラックファニチャーという数十万のソファを使っています。
このメリハリ術も母からの学びです。
人によってこだわる軸は違うけれど、自分軸で整えていくことで、ぶれずに自分らしく暮らしていけることを知りました。
ほんの少し母のこだわりを紹介させてください。
母のこだわり 家具編
母は家具へのこだわりがとてもあります。
色は同じトーンで揃える、10年先も使えるもの選び、という飽きない家具選びのポイントを教えてもらいました。
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昔はネット通販もなかったので自分の足で通い、自分の目で見て選んだモノは、愛着も湧く、といいます。
今の人が見ると、少し時代や趣味が違うと思いますが、トレンドを追うことなく、何十年と変わらぬ母と寄り添っている家具は時代と共に傷もいいあじとなり我が家に居続けています。
母のこだわり 服編
母の愛読書は【装苑】で、昔から服が大好きでした。
お金を貯めては1つのこだわりの服を買い、長く愛用するのが母流。
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着物をほどいて洋服に仕立てたり、祖母も着物生地でお手製の財布を作ったり。
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また、コートは長さを変えたり、色を染め直したりと、すぐに捨てるのではなく、本当に長く使っています。
私はいつもユニクロやgu、着なくなったらリサイクルという感覚ですが、母のものを長く愛用する、という暮らしもいいな、と思う今日この頃です。
母もリサイクルショップが大好きで、1点ものを掘り出しては、自分流に着こなしています。
母は服にもこだわりがあり、もう数十年同じブランドを着続けています。
レースを切ったり、丈を短くしたりして、1つのコートを何十年も着ているんです、
本当に信じられませんが…。
時には色を染め直して、ブラウンから黒になったコートを今でも大切に着ています。
母のこだわり 器編
器がよければ美味しそうに見えるというこだわりから、我が家は特に金持ちではありませんが、おぼんに器をのせて、家族6人カフェのように昔からおぼんで運ばれてきたご飯を食べていました。
これは、お正月のご飯ですが、いつもは豪華なものがのっているわけではありません。鯖とか、卵焼きとか、ウインナーとか。器がよけれなんかカフェのような気分になれます。
親戚がかなり多いので器やカラトリーが多めです。⠀
今では、新たに買い足すこともなく、昔からコツコツと集めてきた和食器を丁寧に使っています。
「整う」が続く仕組みづくり
家に帰るとなぜかいつも片付いています不思議とこれがいつもなんで本当にびっくりしてしまいます。
我が家では大掃除の習慣はなく、毎日の小掃除が大切だと母は言ってます。
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キッチンもいつもピカピカ…(何十年も経ってるのに…)
母の整理整頓術
私自身、小さい頃からものを整理整頓するのが大好きで、なにより、部屋の模様替えが一番の楽しみでした!
テスト期間中になったら、無性に部屋の模様替えがしたくなり、いつも何かを整理整頓したくなるような不思議な子供でしたw
母とモーニングに行くと、私はインテリアの雑誌を読み(小学低学年)整った暮らしに憧れを持っていました。
私の小さな頃の趣味は、母と行くインテリアショップ巡り。
インテリアショップ行くけど行く?と言われると、必ずついてってました。
何を買うわけでもないけど、見るのがとても楽しかったです。
今や100均などモノが手に入りやすい時代になりました。そんな中でもメリハリをつけて、こだわる時はこだわる、という軸を持って私も生きていこうと思いました。