えまの家計簿

えまの家計簿~特別費管理シートの書き方~

こんにちは。 えま(@simplehome.8)です。

さて、毎年、年の初め(できたら年末にできたらベスト)に実施することが、翌年の毎月いくらまで使っていいのか?の算出です。

特別費とは

我が家では特別費は「毎月は発生しないけど、年間通して想定される特別なイベントは特別費」としています。

家計管理を行う上で、一気に赤字に転落する可能性がある特別費…。
なんといってもこの特別費コントロールが最重要課題だと思っています。

食費や日用品についていえば、一気に3万も5万もはねあがることはあまりないと思います。むしろ、少しでも安い日用品や食材を買いに、別のスーパーに行って…なんてこともあるかと思います。

そして、食費については、毎週毎週買いにいくので、コントロールする力がついてくるかと。

が!特別費についてはどうでしょうか。動くお金のケタが違います。
旅行1つにとってもそう。熱海旅行の予定を北海道旅行にしよう、となったとたんに+5万…。連休も長いし海外旅行にしようとなったら+30万!

我が家でも旅行などのイベント代は多めにとっており、このために頑張っているといっても過言ではありません。しかし、毎年海外旅行に行っては我が家は到底目標の貯金額を達成できません。

これは、目標の貯金額がいくらで、特別費にはいくら使えるのか?と予算を組んでおく必要があります。そのために必要になってくるのが特別費管理シート。

特別費を書き出す

年間支出で案外多い特別費。いくらなのかを記載していってみてください。私は月ごとに記載しています。

特別費例

理由としては、服代/イベント代 などと特別費を管理していっていましたが、予定通りいかないのが特別費。

当然〇〇代と決めていても、服代が足りないからイベント代から回す、保険代の一括払いが足りないから服代から賄う、なんていったりきたりがあると思います。

そんな難しいことを考えるのが大変なので、カテゴリ積立ではなく、月積立で管理していっています。

特別費を調整する

特別費がオーバーしている…という場合は優先度をつけて絶対変えられない金額、調整できる金額、妥協してなくせる項目など、まずはすべて洗い出します。

特別費調整例

優先度高(調整不可)
□結婚式 3万
□2次会 1万
□自動車税 1.5万
□お年玉 2万

優先度中(調整やや可能)
□帰省代 5万
□お土産代 5千
□バレンタイン 5千
□母の誕生日 5千
□父の誕生日 5千
□母の日 5千
□父の日 5千

優先度低(調整可能)
□誕生日 3万
□旅行 3.5万
□美容院 年6回 5000円×6回=3万
□衣類 年5万
□クリスマス 1万
□彼氏誕生日 1万

特別費管理シートを作成する

ざっくり特別費の計画ができたら、特別費管理シートを記載していきます。

この特別費シートで月の計画を確認しておき、毎月の家計簿にも実績を記載しています。

えま
えま
翌年またこの特別費管理シートを作成していきますが、予定と実績が1枚でまとまっていると非常に便利であるため、このシートで予定・実績を一元管理しています。

例えば1月分であれば、月初めに今月はお年玉に3万、誕生日に2万、帰省費用に1.5万使っていい、というのを把握することが大事!このシートがあることで、この範囲内でやろう、という予算を意識することができます。

実際の特別費シート

特別費の貯め方

特別費はどのようにして貯めていますか?我が家では、ボーナスを特別費にあてています。

特別費の貯め方

  1. ボーナス一括型
  2. 毎月積立型
  3. 毎月積立+ボーナス型

ボーナス一括型

我が家は、
冬のボーナス→1~6月へ
春のボーナス→7~12月へ
割り当てています。

毎月積立型

仮に特別費が100万だとすると…

100万÷12か月=8.3万…。毎月の固定費、変動費等払って、特別費に毎月この金額を回していたら、我が家はとてもじゃないけど貯金できません。

全く足りない!という場合は、毎月積立するために、どこを削るかも一緒に考えていきましょう。

  • 本当にその特別費は必要な支出なのか?
  • 固定費で他に削れるところはないか?ぜいたく品はないか?
  • 外食は多すぎでないか?
  • そもそも収入を増やすために行動ができないか?→転職、パートから正社員へ、短時間勤務からフルタイムへ 等

毎月積立+ボーナス型

毎月〇万ずつ+ボーナスを全額、という考えもあると思います。
12月ボーナス→1~6月へ振り分ける
1月給料→1月特別費
2月給料→2月特別費
3月給料→3月特別費
・・・
特にルールはありませんが、ボーナスが入ってきたら、月の負担に差が出ないように、分配することをオススメします。

特別費を管理する口座

生活費と特別費は区別できるように分けておくことが大切です。

  1. 特別費用に口座を分ける
  2. 口座が一緒なら、使わないように工夫する(現金で引き出す、目的別口座などを利用する)

我が家は特別費の支払いは現金とクレジットカード両方使います。

現金管理

現金で引き出してきたものはセクションファイル月ごとにin!これはダイソーで購入しました。

書籍発売3日で重版!

2019年7月に書籍「えまの家計簿」を発売し、発売3日で重版家計簿の書き方や、家計簿を書く前にすべき重要なことなど貯め体質になった内容をより詳細に掲載しています。お手にとっていただけますと光栄です。