えまの家計簿

貯金率UP!?家計簿を書く前にやるべきこと3選

さあ貯金を始めよう!と思った方がまず着手するのは「家計簿」や「家計簿アプリ」ではないでしょうか。

これだけは断言できますが、家計簿は絶対に書くだけじゃ貯まりません。
私自身がそうでした。家計簿をつけることに満足して、貯金できた感がありましたが、
単なる記録簿になっていました。

貯まるか、貯まらないかのボーダーは
収入>支出になっていること。

さらに、貯金額をUPするには、この支出をいかにコンパクトにしていくかです。
電気をこまめに切ったり、水を節約したり、はやるにこしたことがありませんが
月にすると数百円になるかどうか。

大きなところ、ストレスがないところから見直していき
「収入ー支出=貯金」の貯金額をUPさせていくことが大事です。

家計簿をつけるのは大切です。
予算内に収まっているか?を確認できるツールだからです。
家計簿アプリでもいいかと思います。
ただし、アプリの場合は自動連携で便利がゆえに、
反映がタイムリーでなかったり、あといくら使えるんだっけ?というのが
意識しづらい点もあります。

紙だと、実際に手を動かして書くので「ヤバイ!来週引き締めなきゃ…」などと見つめる機会になります。

家計簿を書く前にこの3つをやることで、我が家は更に貯まるようになってきました。
家計管理も仕事と同じでPDCAをしっかり回していくことで、更に貯め体質になっていきます。
計画(予算を決める)→行動(予算内でやりくりしてみる)→確認(計画した中でうまくいったかどうか振り返り)→改善(更に見直すべきところはないかを確認する)

難しい話になりましたが、要は
単に書くだけじゃダメ!で見直しが必要ということです。

我が家の家計簿を書く前に考えること3つについて紹介します。

固定費の見直し

固定費は1度見直すと効果が継続するので本当におすすめです。
ただし、見直すにも労力がかかりますので、まずは給料内に支出が収まるかをチェックしながら少しずつ見直していくことをオススメします。

家代

東京23区内ので決してローン、管理費は安くはありませんが、中古リノベーションマンションにしたことで、新築予算から大幅に削減することができました。

物件を選ぶポイントとして、「一馬力になった時でも大丈夫なように」と、夫の給料内でやりくりできるラインで家探しを始めました。

夫の実家の近く、という夫からの条件だったので23区になりましたが、駅近な分、今自分の家の価格が高騰していて、結果よかったな!と。

購入当時の1.5倍以上の値段で売却している同じマンションの方がいて売れていたので、物件選びは間違ってなかった!と、安堵。

駅近ということで駐車場を借りると毎月3万とかかかってしまうこと、また車を所有すると、生涯で1,000万以上になる、保険、ガソリン代、と維持費がかかることから、車は必要なタイミングで借りるということにしました。

幸い、電車があるのでなんとかなっていますが、私の実家だと1人一台は当たり前なので、これは土地にもよると思います。

我が家は家賃が少し高い分、車はなし、としました。

 

保険

2021年に貯蓄型保険を解約しました。積み立て型の保険だったので、年5万くらい、将来200万円で墓代くらいになればいいな、と積み立てていたものです。

60歳までに解約すると元本割れしますが、それ以降は徐々に解約返戻金が預けた金額よりも上がっていき、80歳頃には150万払い込み、解約返戻金が180万になる、というものでした。

しかし、最近投資でやっている米国株が右肩上がりで、とにかく増えています。

もちろん元本割れするリスクもありますが、投資(投資信託などを売却せずに保有し続けていると…)は長期的に預けていたら平均3から5%ずつ毎年増えていく、と言われていることから、墓代は投資で貯めよう、と思い解約。

夫は36万積み立てて24万の返金。
私は29万積み立てて20万の返金。

元本割れして戻ってきたので、もったいなく思いましたが、夫の100万投資が6ヶ月で13万増えたことを考えると、投資で積み立てていきます。

そのかわり、掛け捨ての保険に加入しました。

SBI生命保険の掛け捨てがかなり安かったので2人で加入予定でしたが、夫は人間ドックの結果で審査落ち( ; ; )そのかわり、ライフネット生命の掛け捨てに加入しました。

夫:1000万の死亡保険

夫が亡くなっても私の給料が一応あること、またローン契約者が夫で、仮になくなったら以降の支払いがなくなることから、1,000万に。

私:1500万の死亡保険

私が亡くなったら夫が一馬力でマンション支払いがあるので、その足しに少しなればと。教育費と負担もかかるので夫より500万上乗せ。

今の資産と照らし合わせて過剰に入りすぎず、2000円以内ということを条件に選びました。

また、60歳くらいになると学費問題もなくなるので、掛け捨てはやめる予定です。

保険は見直す

1度見直すと効果が絶大な保険は適宜見直した方がいいです。がん保険などもどんどん内容が変わってきて、通院治療が当たり前になってきてますが、昔のものは入院のみ保険が払われるものもあります。過剰に入りすぎていないかチェックしてみるといいと思います。

私も相談しましたが、決して押し売りではなく、色んな保険の中からアドバイスしてくれるので安心できました。(無料で相談できて、お米まで貰えました。本当は米が貰えるなら…て目的だったけどめっちゃ参考になった

お米以外にも今ならマカロンとか牛タンとかが貰えるみたい♪

忙しいママ必見!お家で保険相談♪【保険見直しラボ】

 

日本人は保険が本当に好きなようで、過剰に入りすぎている傾向にある場合があります。もしも…の時の対策はもちろん必要ですが、年齢とともに見直しも必要です。

 

通信費

夫婦ともにドコモから楽天モバイルに乗り換えて、年10万以上の節約に。繋がりづらい、という情報もあり、たまーーにアレ?と思うときがありますが、95%くらいは快適です。

何より、本当に料金が安い!ちなみに子どもは携帯を持ってないので、キッズ携帯などを持つとなると考えなきゃいけないかもですが、今のところ楽天モバイルでいきます。また、楽天ポイントも貯まるので一石二鳥!

昨年は1月から8月まではキャンペーンでほぼ0円、9月からは毎月2500円前後です。

変動費の見直し

変動費は、今すぐにでも着手できるとこがたくさんあるかと思います。美容費や食費など。

ただ、変動費の節約は人によって基準が違うので、自分の中でストレスが低いところから見直していきましょう。

1を0にするのは、すんごくストレスがかかります。でも1を0.5にするのは案外大丈夫だったりします。

質を落としてもストレスじゃない!というポイントを見つけながらメリハリをつけて節約していってみてください。

 

美容院

黒髪にして美容院に行くのは年4回くらい。前髪はセルフカット。黒髪なので、月一でカラーしてたあの時に比べてすんごい髪の質がよくなった!!

その代わり、少しいいトリートメントを使うことも!

コスメ

昔はデパコスメインだったのが、今はプチプラとのミックスに。THREEが好き!このあたりはまた紹介できたらと。

昔は、マルジェラやacne studiosやHYKE、ドゥーズィエムクラスが好きでよく見ていました。今は子どももいて、とにかく洗えること!しわになりにくいこと(アイロンがけなんてやってられん)!を中心に服選びをしていった結果、ユニクロやGU、ZARAが多めになりました。時にはリサイクルショップも活用。

日用品

プライベートブランドを活用するようにしています。また、すすぎ1回でいいタイプの洗剤に変更。

今まで、バス用、トイレ用、キッチン用のハイターをそれぞれ持っていましたが、よく見ると成分がほぼ一緒!なので1つにまとめて使いまわししてます。

子ども関連

子どもはすぐ成長するし、服は汚すし、穴は開くし、で高いものを買うとやってられません。

息子が産まれた当初は、北欧系のおしゃれな子供服「BOBO CHOSES」にドはまりし、いくつか買ってしまいました。

が、すぐにサイズアウト。それ以来、西松屋やユニクロ、無印がメインでおもちゃなどは中古・メルカリを多用していました。

 

こんな感じで「旦那の給料に収まるように」固定費や変動費を常に見直してきました。

貯金額を考える

我が家は、夫の給料内でやりくりする、というルールがあります。毎月のベースが約30万くらいですが、それに残業代とボーナスが年2回あります。

残業は不確定なものなので、ベースの給料に収まるようになるべく支出を収めるようにしてます。

なので、ベース給料で我が家は予算を組んでいます。

#もともと給料多すぎやん(・∀・)と思う方もいるかもしれませんが、ここは人と比べずあくまでも自分の給料を見つめながら作業してみてください。

参考

固定費・変動費の定義は各サイトによっても違ってくるかと思いますが、ここでは以下としています。
●固定費…毎月・毎年必ず支出があるもの(住宅、学費、電気、ガス、水道、通信費、お小遣等)
●変動費…金額が変動する支出、また臨時の支出(食費、日用品、医療費、やりくり費等)

  • STEP01
    固定費を書き出す

    住宅・管理費…12万
    電気、ガス、水道…平均2万(コロナ、育休でほぼ1日家にいるから昔よりかなり上がった)
    通信費…5千
    お小遣い…夫3万、私1万
    習い事…2万
    学校関係…5千
    計:21万
    30万−21万円=9万

    この中で、食費、日用品や土日のお出かけ代(我が家ではやりくり費と読んでます)の費用を割り当てていきます。

  • STEP02
    変動費の予算を考える
    臨時で病院など行く機会などあるかもしれないので、8万くらいでやりくりする。

    8万÷5週=1.6万
    ここから、
    食費・日用品 1万/週 (ペットボトル飲料や米なども含む)
    やりくり費 5千/週

    という予算を作ってます。
    4週の時もあるので、その場合は翌月以降に貯めておきます。

  • STEP03
    貯金額を考える

    我が家は夫の残業代と、私の給料を貯金するようにルール化しています。

    一人暮らしの場合は、毎月の給料から先取り貯金をする必要があるので、その分いくらにするのか、変動費を考える前に考慮しておきましょう!

    注意してほしいのは、頑張りすぎると挫折する原因になり、爆買いに走ってしまうことです。(経験済み)

    とにかく、これならできそう!というラインで決める。ダイエットと同じで最初から飛ばしすぎると本当に続きません。徐々に見直しながら徐々に増やす。時には爆買いしてもいい。またどこかで調整する。何度も言ってますが、本当にダイエットと同じなんです。正月太りしたら、翌週でコントロールしてリセットするように、節約もメリハリが大事。


    給料20万
    固定費 12万
    貯金目標 3万
    20-12-3=5万

    この中でお小遣いや、食費、休日の遊び代などをやりくりする!という感じです。

参考:特別費

我が家は、旦那の毎月の給料からではなくボーナスを特別費を充てています。

6月のボーナス→7-12月の特別費へ
12月のボーナス→1-6月の特別費へ

ボーナスがない場合は、毎月の給料からやりくりする必要があるので、その分も先取りで貯めておきましょう。

という感じで、家計簿を書く前に上のことを考えるだけでも変わってきます。

家計簿は上で決めた予算に収まっているか?を考えるツールです。記録簿にならないように。

是非実践してみてください。

書籍発売3日で重版!

2019年7月に書籍「えまの家計簿」を発売し、発売3日で重版家計簿の書き方や、家計簿を書く前にすべき重要なことなど貯め体質になった内容をより詳細に掲載しています。お手にとっていただけますと光栄です。